レセプト実践講座OnLine(医療一般コース②)勉強会資料

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レセプト実践講座OnLine(医療一般コース②)勉強会資料

医療一般20260127.pdf

テーマ:外来迅速検体検査加算/時間外緊急院内検査加算


① 外来迅速検体検査加算

概要

  • 1項目につき10点

  • 1日最大5項目(=最大50点)

  • 入院中でない外来患者が対象

算定要件(重要)

  • 厚労大臣が定める検査項目であること

  • 当日中に

    • 結果説明

    • 文書による情報提供

    • 結果に基づく診療
      すべての算定対象項目で実施

  • 1項目でも後日説明になると、全項目算定不可

対象検査(例)

  • 血液検査:AST、ALT、LDL、HbA1c、CRP など

  • 尿検査:尿中一般物質定性半定量、尿沈渣(院内)

  • 糞便検査:便潜血

  • 凝固検査、内分泌、腫瘍マーカー 等

注意点

  • 同一日2回以上実施しても 1日5項目まで

  • 院内・院外検査どちらでも可(当日結果が条件)

  • 時間外緊急院内検査加算との併算定不可

  • 外来診療料に包括される検査でも、迅速加算は別算定可

レセプト

  • レセプトコード:830100111

  • コメントに検査名を記載


② 時間外緊急院内検査加算

概要

  • 1日200点

  • 入院中でない患者が対象

  • 時間外・休日・深夜 に院内で実施した緊急検査

算定要件

  • 医師が緊急性を認めていること

  • 自院スタッフ+自院機器で検査実施

  • 検査開始時間が時間外等に該当していること

注意点

  • 算定は 検査開始時間基準

  • 同一日複数回実施しても 1日1回のみ

  • 入院へ引き続き移行した場合は算定可

    • コメントコード:820100129(引き続き入院)

レセプト

  • 検査開始日時の記載が必須

    • コード:853100001


③ 最近の統一解釈(令和6年9月30日)

認められる方向に整理

  • インフルエンザ抗原定性

  • SARS-CoV-2抗原定性

  • A群β溶連菌迅速試験

  • 尿中一般物質定性半定量検査

    • 急性腹症、血尿では原則算定可

※ 処置・手術算定がない患者でも認められるケースあり


実務上のポイント(まとめ)

  • 迅速加算は 「全項目・当日説明・文書提供」 が命

  • 一部漏れ=全滅返戻 になりやすい

  • 時間外加算は 開始時間・院内実施・緊急性の記録 が鍵

  • 両加算の 併算定不可 に注意