2025.03.03
クリニック奮闘記
Vol.851求人広告で伝えること
人手不足でお困りの事業所のなんと多いことでしょう。医療機関もご多分に漏れることはなく、スタッフ採用でお困りの院長先生からのご相談が絶えません。
本稿では、採用方法についてのポイントを簡単に解説していきたいと思います。
クリニックにおける採用活動の実態を見てみましょう。
1)求人媒体の利用(雑誌/webサイトほか)
2)ハローワークへの求人掲載
3)自院のホームページへの募集掲載
4)人材紹介業者の利用
ほとんどのクリニックにおいて、何らかの求人媒体を利用しているのではないでしょうか。
求人広告に掲載する内容としては、以下のとおりです。
・応募者へのメッセージ
・雇用形態
・勤務時間(休暇等含む)
・賃金(諸手当項目)
・資格条件
この様に同じように広告を出しているにもかかわらず、応募人数に差があるのには理由があります。
同一地域で、応募者に差が出る場合を考えてみましょう。
求職者が見るポイントとしては、賃金、勤務時間、資格条件等に重点が置かれます。
しかしながら、これらの条件は同一地域であれば、それ程の差はないと考えられます。
では、どこが違うのでしょうか。
答えは、応募者へのメッセージです。
ここには事業所(クリニック)が求める人財像をメッセージとして表現する必要があります。
・どんなクリニックを目指しているのか(院長先生の診療理念、診療方針)
・どんな人財を求めているのか
・スタッフのキャリアプラン
・働き甲斐のある職場であること
どれほど良い職場であるかということをアピールしなければ選んでもらうことはできません。
スタッフも"お客様"だという認識で、胸を打つプレゼンテーションをしてみて下さい。