2025.03.17
クリニック奮闘記
Vol.864 車通勤のガソリン代の支給額
公共交通機関のアクセスがよくない地域では、スタッフの車通勤が認めれていると思います。通常は自家用車の使用許可を得て、利用した分のガソリン代を支給するという形で対応されています。自宅からクリニックの往復距離に応じてガソリン代の支給をします。例えば往復15キロの場合を考えてみましょう。
移動距離:15キロ
車の燃費:15キロ/L
ガソリン単価:150円/L
出勤日数:20日
そうすると、150円×20日=3000円です。
ところが、このガソリン単価の設定は数年前のものであるため、ガソリン価格が高騰している現在には合いません。
おそらく180円×20日=3600円 くらいになるのではないでしょうか。
平均燃費も車種によって異なりますので、スタッフによっては不公平感も出てくるかもしれません。
まず、ガソリン価格が交通費設定当時の価格と大きな変動がある場合(価格低下の場合も含めて)、見直しすることが必要になるでしょう。
車種による燃費の違いは、個別対応しているとキリがありませんので、スタッフとの協議で納得性のある数値を設定すれば問題ないでしょう。
いずれにしても、ガソリン代については何とか安くなって欲しいものです。