内科
採血検査IRI(インスリン)の査定
- 公開日 2025.12.17
- 更新日 2025.12.17
【事例】
採血検査IRI(インスリン)の査定
【詳細】
糖尿病の患者に対しインスリン抵抗性を把握するためIRIを施行し算定したが査定となった。
支払基金が公表している取り扱いには
【検査】31 インスリン(IRI)(糖尿病確定後の患者)
〇 取扱い
原則として、糖尿病確定後の患者に対して、インスリン(IRI)は認められる。
〇 取扱いを定めた理由
《平成18年3月27日》
糖尿病として診断されても、その型別の判断が困難である症例も見受けられる。
糖尿病の病態把握、特にインスリン抵抗性を知るために、一定間隔での経過観察が必要な場合もある。
まれな病型であるが、slowly progressive Ⅰ型糖尿病においては、発症初期には一見Ⅱ型糖尿病のような臨床症状を呈する。
とあったが、留意事項に
C-ペプチド(CPR)との併施は、インスリン異常症等の場合を除き原則として認められない。
とあり、該当のレセプトを確認したところ、同日にCRPを併施し算定していたがインスリン異常症等の病名はついていなかった。
今回のケースはCRPに対する病名(炎症病名)がついていたため、審査機関へ問い合わせを行い詳記をつけて再請求することとした。
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