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レセプト実践講座OnLine(在宅医療コース⑮)勉強会資料
サマリー:在宅がん医療総合診療料
1. 概要
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対象:居宅で療養する末期悪性腫瘍患者
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算定場所:在宅療養支援診療所(在支診)、在宅療養支援病院(在支病)
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特徴:計画的な医学管理の下で総合的な医療を提供した場合に算定可能。
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算定方法:1日あたりの点数を1週間単位(日曜〜土曜)で算定。
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処方箋交付の有無で点数が変わる。
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週の訪問回数が4日でも要件を満たせば7日分算定可能。
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2. 点数(1日あたり)
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機能強化型(病床あり)
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院外処方あり:1798点
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院外処方なし:2000点
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機能強化型(病床なし)
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院外処方あり:1648点
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院外処方なし:1850点
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通常の在支診・在支病
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院外処方あり:1493点
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院外処方なし:1685点
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3. 施設基準
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在宅がん医療提供体制と緊急入院体制の整備
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在支診または在支病の届出
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訪問診療・訪問看護の定期実施
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24時間対応体制の確保(連携機関との共同も可)
4. 算定要件
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厚生局への届出必須
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24時間対応体制を整備し、患者・家族へ文書で情報提供
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以下すべてを満たす必要あり
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訪問診療:週1回以上
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訪問看護:週1回以上
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訪問診療+訪問看護:週4日以上
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5. 加算
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死亡診断加算:200点
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在宅緩和ケア充実加算:150点
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在宅療養実績加算1・2:110点/75点
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小児加算:1000点
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在宅データ提出加算:50点
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在宅医療DX情報活用加算:10点(2024年度新設)
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在宅医療情報連携加算:100点(2024年度新設)
6. 別に算定できる点数
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緊急往診料(夜間・休日・深夜含む)
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在宅ターミナルケア加算、酸素療法加算、看取り加算
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検体検査判断料など(ただし重複不可の制限あり)
7. まとめ
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在宅がん医療総合診療料は 末期がん患者に対して包括的な在宅医療を評価する包括点数。
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施設基準・算定要件を厳格に満たす必要があるが、点数は高めに設定。
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2024年度改定では DX活用・情報連携加算 が新設され、ICTを用いた在宅医療連携が評価対象に。